- スウェットやTシャツのネックのヨレを自宅で綺麗に簡単に治せる方法を試してみました
- 特別なアイテムなど一切不要でネックのヨレを綺麗に改善できました

中古で購入したお気に入りのcomoliのスウェットのヨレが気になったので、今回このスウェットを使いながらヨレ対策の効果検証を実践してました!
中古のcomoliのスウェットをセカストで購入
先日、セカンドストリートの店舗取り寄せサービスを使って、中古のcomoliのクルーネックスウェットを店舗で試着&気に入って購入しました。セカストの店舗取り寄せ試着サービスは非常に優秀で、過去私のブログで紹介しているので、良ければ合せてみてみてください。
今回購入したcomoliのスウェットはセカストのオンラインでは商品の状態はBと表示されていました。実際購入して手に取ってみると、シミ・汚れや毛玉は見た感じ気にならず結構良いコンディションでした。ただ首元のヨレのところが若干ヨレヨレになっていたところが唯一気になったポイントです。
↓首元のスウェットのヨレ

↓横から見た時はこんな感じです。

comoliのスウェットは非常に綺麗なシルエットなので、その分ネックがヨレていると気分が下がります。なので、今回ネックのヨレを何とかしたいと考えて、ネットでいろいろ調べて出てきた自分でも簡単にできる方法を試してみようと思います。
順番は①スチームアイロン→②氷水につける→③再びスチームアイロンをする流れで試してみたので、各工程でのシワの改善具合を比較しながら見ていこうと思います。良ければ最後まで見てみてください。
①スチームアイロンでスチーム
まずは持っているパナソニックのスチームアイロンとアイロン台を使ってネックのところを伸ばしてみました。

アイロンがけの注意ポイント① 服についている洗濯表示のタグを必ず見る
アイロンをかける前に必ず洗濯表示のタグを見てください。そもそもアイロンがNGの服も意外とあったり、アイロンがけ出来ても高温でのアイロンがけがNGというケースは多々あります。以前購入したフリースにスチームアイロンを何も気にせず使っていたら蒸気の跡がフリースにくっきりと残ってしまい、失敗した経験があります。
今回購入したcomoliのスウェットのアイロンがけはできますが、アイロンの温度設定は中までだったので、注意が必要です。
アイロンがけの注意ポイント② あて布を使う
今回アイロンがけをしたとき、あて布を使ってスウェットにアイロンがけをしました。アイロンを直で当てるとよりシワやヨレが伸びるので、ついついそのまま直でアイロンがけをしたくなるところですが、そうすると服へのアイロンの熱によるダメージが大きく、アイロンがけをしたところでアタリが出て色が少し変になってしまったりする危険があります。
たとえ洗濯表示のタグにあて布が不要と書いてあった場合でも見た目で微妙なダメージが現れる可能性があるので、お気に入りの服ならばあて布を使うほうが無難です。
スチームアイロンを使った結果
↓がスチームアイロンがけした後のスウェットです。正面から見るとアイロンがけした直後なので、結構綺麗になりました。

↓横から見ても最初に比べて結構ヨレがなくなりました。
この状態だけでも結構満足できるのですが、写真では伝わりにくいですがまだちょっと首元がよれている感じが少し残っており、着ているうちにもっとヨレヨレになってしまいそうな感じがあります。

②氷水に首元をつける
続いてはgoogleで「スウェット 首元のヨレ」で検索して出てきた方法でよく氷水に首元をつけるという方法が結構出てきました。どれもTシャツに対して行っていた方法でしたが、同じコットン素材なので恐らくスウェットでも効果があるだろうと予想して今回アイロンの後に試してみました。
ステップ①氷水を準備してスウェットの首元のところを入れる
まずはスウェットの首元をつけれるぐらいのボウルを準備して、その中に氷水を準備します。
※家の冷蔵庫の氷が足りなかったので、保冷剤を少し入れています。

続いてスウェットのネックの部分だけを氷水の中につけていきます。ネットで見たところ大体どれも1分ぐらいつけておけば十分とのことでしたので、それに倣ってだいたい1分ほどつけてみました。

氷水からスウェットを取り出した後の状態は↓のような感じです。まだ濡れているので正直効果があったのかははっきりしませんが、何となくネックの部分が氷水に入れる前よりも引き締まった感じがします!

ステップ②タオルを使って乾かしていく
濡れている部分をまずはタオルで乾かしていきます。ここで雑にスウェットのネックを絞って水気を切ろうとしてしまうと、せっかく氷水につけてネックを引き締めたのに、またヨレヨレになってしまうので、注意して優しくタオルを使って乾かしていきます。
ある程度水気が取れたら、通常の洗濯ものと同じ要領で乾燥させていきます。ここでより丁寧に行くならば平置きで乾燥させるのがいいかと思います。

氷水につけて乾かした後の状態
↓乾燥させた後のスウェットが以下の状態です。

写真では伝わりにくいですが、明らかにネックのところが引き締まった感じがします。まだ氷水にネックをつけて乾燥させただけの状態なので、もともと付いていたヨレの形がしぶとく残っているような感じがしますが、ネックは引き締まったので、次に最後のアイロンがけをして形を整えていこうと思います。
なぜ氷水につけると首元が引きしまる??
スウェットのヨレは着脱の繰り返しによる物理的な伸びだったり、洗濯などによって繊維が緩んでしまうことでヨレてしまいます。
服の繊維は温度変化で膨張・収縮します。特にコットンのような天然素材は熱で膨らみ、冷却で引き締まる性質があるので、氷水で急冷してあげることでコットン繊維が収縮して、緩くなった構造が引き締まって元の形に戻るような作用を与えることができます。
ただし、化学繊維(ポリエステルやナイロンなど)は石油由来の合成高分子で構造が非常に安定しており、一度伸びたりしてしまっても氷水程度の温度変化を与えてもなかなか構造が変わることがないので、ヨレを直すことが困難みたいです。
なので、少なくとも少しはコットン素材でできた服でないと氷水の効果が得られないので注意が必要です。
またコットンは水に強い素材ですが、温度変化で少なからずダメージが蓄積される可能性があるので、あまりないとは思いますが、着る度に毎回氷水につけてしまうと服が傷みやすくなる可能性もあるので、やりすぎも注意が必要で、氷水につける時間も大体1分ぐらいがいいのだと思います。
③再度スチームアイロンを行う
氷水に入れて乾燥させた後、最後の仕上げで再度スチームアイロンにかけていきます。アイロン後、スウェットは↓の写真のようになりました。仕上がりとしては大満足の結果です!

写真では伝わりにくいかもしれないですが、①~③までの処理をすることで明らかにネックのヨレが改善しています。スチームアイロンだけでも意外とネックのヨレは置くなった感じはしていましたが、一方でシワがただ伸びたようなだけな感じもありました。ただ氷水につけて繊維を引き締めることで、ネックのたるみ自体が改善し、着た時にもネックがピンと張るようになりました。
正面から見ると↓のような感じです。正面から見てもスウェットのネックのところが綺麗になったので嬉しいです。

まとめ
最後にまとめで古着で買った直後と今回のヨレ対策をした後の写真を並べて比較してみるのと、ヨレ対策の各ステップのまとめをしておきます。
最初の状態とヨレ対策後の比較
改めて写真を並べてみると違いは一目瞭然です。首元のヨレが無くなってるのと、ネックが引き締まって上品な印象が強くなっています。
そこまでの労力をかけることなくここまで良い仕上がりになっていることに改めて感動しました。

各ステップのまとめ
最後にこれまでのヨレ対策のまとめを載せておきます。
すべてやらずともどれか一つでもするだけでネックのヨレの改善効果はあるので、お気に入りの服の首元のヨレが気になる方はぜひ試してみてください。
| ステップ | 各ステップの目的 | 効果 |
|---|---|---|
| ①スチームアイロン | 繊維を柔らかくて、蓄積したヨレを一度緩める | シワやヨレの蓄積をリセット |
| ②氷水 | 温度変化+水分で緩くなった繊維を引き締める | ネックのヨレを引き締める |
| ③再度スチームアイロン | 引き締まった繊維の形を整え | 見た目を整える |
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。


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